いけ!いけ!猫型奮闘記 -16ページ目
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宗教

akuma


ちょうど飯を作ろうかと思った時にチャイムが鳴った。

 

 誰かと思い、インターホンを取ったら。

 

 オバサン「こんにちは~。天成○○教会の者ですけど。

      真の幸福について興味ありませんか?」

 

 猫型「ありません」 

 

 オバサン「そうですか、学生さんですか?」

 

 猫型「そうですけど」

 

 オバサン「そうですか、

あなたの幸せの為に五分だけ祈らせてもらえませか?

 

前の質問と脈絡ないじゃんかよー!!!(゚Д゚)

 

 オバサン「座っているだけでいいですので」

 

 猫型「いえ・・・結構です()

 

 テレビとかの世界だけと思っていたが、ホントにいるもんなんだね。

 

 インターホンごしに出て良かったとつくづく思った。

 

 この前、ドア開けたら新聞の押し売りがいたし。

 

 インターホン最高!!


打開すべし!

ROCK YOU


  いつの間にやら大学生活が始まってもう二ヶ月が過ぎた。

 

   受験の頃、お世話になった家庭教師のH田先生が。

   H田「大学に入ったら部活かサークルに入れ、後悔するぞ」

   と、体験談を語ってくれていたので。俺はどこか部活に入ることを決めていた。

俺はもともと人に教える事や子供が好きだったので、

児童福祉系の部活に入ることにした。

 

先輩達もいい人ばかりですぐに溶け込むことが出来たが。

 

一つ重大な問題に直面した。

 

そう、女だ。

 

六年間、親や親戚以外の女性と話すことが出来ないという隔離された

地区にいたため、

女性に対する免疫はゼロ!

 

男子となら大抵のヤツと話を合わせる自信はある。

 

  だが、女の場合は。

  どの話題で話せばいいのか全く見当が付かなかった。

 

  しかしながら。相手が先輩ということもあって。

 

女性であっても敬語を使えばなんとか動揺を隠すことが出来たため。

なんとかクリア。普通に話すことが出来た。

 

猫型「よっしゃ! 結構いけるんじゃねぇの!?

 

と、喜んだのもつかの間。問題は同期の女の子だ。

 

敬語で話すのも違和感があるし、よそよそしい。

しかし、ため口で話す勇気はない。

 

  話すとしても何を話せばいいのだろうか……?

 

  この苦悩は現在も続いている。


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